愛媛県のお客様の取材にて
2017/04/04
企業1年間の団体指針や、卒業式の謝辞などのご依頼が増え、春の訪れを感じております。
今回は、愛媛県の自費出版のお客様を訪問させていただきました。
社長と、私と横川さん、計三人で、車を運転しました。
京都から車で朝に出発して、だいたい4時間ぐらいで着きました。
今回のお客様は投資の達人。学生時代のころから株での取引を初められており、現在では四国有数のアパレル店経営に加え、コインパーキング、賃貸マンション、太陽光発電所など、30件近くの不動産物件を所有されています。
取材では、主に投資についてお話をいただきました。
そのなかで、私が最も印象に残ったお話は「お金持ちのなり方」です。
まず本業を真面目にすることによって銀行からの信用を得、数千万単位での融資をしてもらえるまでの会社にします。
次に、自分の貯蓄からなる種銭、銀行から融資してもらったお金を組み合わせ、投資をしていきます。
たとえば利回り10%の賃貸マンションを1億円で購入すると、10年後にはもうひとつ1億円が生まれます。
そして投資で得たお金で株を買い、株の配当で生活をする。という流れです。
先ほどの1億円の賃貸マンションを10年経営することによって得た1億円で、配当率4%の株を1億円分購入すると、年に400万円配当をもらえます。
一見不動産投資のほうがうまみがありますが、不動産は経年劣化していき、数十年もたってくると商品価値が下がってしまうため、ほどよい年数で売却、または大規模修繕を行う必要があります。
そうなる前に、大企業の株に換えてしまえば安泰というわけです。株の配当で生活できる体質になることができれば、本業で得る収入はそのまま投資、もしくは貯蓄に回すことができます。
また「お金がお金をうむ仕組みをつくることがまずひとつ。しかし、人から援助してもらうためには、お金のことだけではなく、皆が援助してくれるような大義名分、利他の心を持つことです」ともおっしゃいました。
資産家になるには、投資をしていく際に、自分の裁量のみでこなせていたわけではなく、専門家の方々のアドバイスは不可欠だったそうです。
たしかに、もしいくらお金もちになれたからといって、墓場まで持って行くことはできません。
「なるべく社会に還元していく意識を持つ、そしてそういう人物にこそ手をさしのべてくれる方々、お客様が来てくださるのだろう」と思いを馳せた高知取材旅行でした。