ゴーストライターによる文章作成代行【京都・ライティング株式会社】
自分史作成代行|インタビュー・代筆・制作のご依頼

インタビューによる自分史作成|高齢者の依頼歓迎!

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「自分の人生を、家族や子ども、孫に残しておきたい」
「仕事で経験した苦労や、そこから得た知恵を後継者へ伝えたい」
「いつか自分史を書きたいと思いながら、何年も手をつけられずにいる」

自分史を作りたいと思っても、最初から目次や年表を用意し、数万字の文章を書き上げられる方は多くありません。書き始めたものの途中で止まったり、出来事の説明ばかりになったりして、「これを人に読んでもらってよいのだろうか」と迷う方もいらっしゃいます。

しかし、文章が書けないことを理由に、自分史をあきらめる必要はありません。ライティング株式会社の自分史作成代行は、プロのライターがご本人へインタビュー取材を行い、その内容をもとに構成を考え、原稿を代筆するサービスです。原稿も、詳しい年表も必要ありません。まずは、ご自身の言葉で人生について話していただくことから始められます。

標準的な取材時間は、1回3時間を2回、合計6時間です。担当ライターが、幼少期、家族、学校、仕事、人生の転機、困難、喜び、現在の思いなどを順に伺います。ただ録音した言葉を文字にするのではなく、数多くの記憶から本当に伝えるべき出来事を選び、読者に分かる順序と言葉へ組み立て直します。

このページでは、自分史作成代行とはどのようなサービスなのか、インタビューでは何を聞かれるのか、話した内容がどのように原稿へ変わるのか、費用・文字数・期間はどのくらいかかるのかを、順を追ってご説明します。原稿がまったくない方、書きかけの原稿をお持ちの方、高齢者の親御様の自分史をご家族から相談したい方も、どうぞご覧ください。

目次

自分史作成代行とは――原稿ゼロでも「話す」から始められる

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自分史作成代行とは、ご本人やご家族から人生についてお話を伺い、プロのライターが構成と文章を作り、必要に応じて編集・校正・デザイン・印刷まで行うサービスです。

数ある自分史作成サービスの中でも、原稿のない段階から相談できる「インタビュー取材型」に当たります。自分史を書く時間がない方だけでなく、「何から書けばよいか分からない」「文章に自信がない」「思い出はあるが順序立てて話せない」という方にも向いています。

自分史の材料は、新しく考え出すものではありません。幼い頃に暮らした家、両親から言われた言葉、学生時代の友人、初めて就いた仕事、結婚、子育て、病気、事業の失敗と再出発など、すでにご本人の記憶の中にあります。問題は、それらの出来事が断片的に保存され、どこから取り出し、どう並べれば一冊の物語になるのかが分かりにくいことです。

そこで担当ライターが対話の相手となり、一つの答えから次の質問を重ねます。自分史作成代行の価値は「代わりに文字を書くこと」だけではなく、本人だけでは見つけにくい人生の意味や、読者へ残すべき場面を一緒に発見することにあります。

取材後は、録音内容や資料を整理し、章立てを作り、読みやすい文章へ仕上げます。初稿をご本人に確認していただき、事実関係や言葉のニュアンスを修正するため、ライターの作品を一方的に渡されるわけではありません。著者はあくまでご本人であり、ライターはその人生を読者へ届けるための伴走者です。

クリックで、それぞれの著者の感想へ

依頼する前に決めるべきこと

hitori_mukeru.jpg自分史の内容を考えるとき、多くの方は「幼少期から現在まで、何を載せるか」から始めます。しかし、その前に決めていただきたいことがあります。それが、「誰に読んでもらいたいか」「何を伝えたいか」「何のために残すか」の3点です。

たとえば、子や孫へ残す本なら、華々しい実績だけでなく、家族との出会い、迷ったときの判断、失敗から学んだこと、口では伝えられなかった感謝が大切になります。

社員や後継者へ渡す本なら、会社の沿革だけでなく、創業時の苦労、仕事への姿勢、守ってほしい価値観を中心に据えます。

一般の読者へ販売するなら、その経験が見知らぬ読者にとってどのような学びや励ましになるのかまで考える必要があります。

すべての人に向けて書こうとすると、説明が広がり、かえって誰の心にも届かない文章になりがちです。最初は、完成した本を最も読んでほしい一人を思い浮かべてください。たった一人の顔を思い浮かべると、何を残すべきか、どの言葉で伝えるべきかが明確になります。

この3点は、完成する本の文字数、構成、写真点数、部数、製本、販売方法にも関係します。まだ答えが決まっていなくても問題ありません。無料相談と取材の中で、担当者が一緒に整理します。会社名や見積金額だけで依頼先を決める前に、まず「誰に何を伝える本か」を確認することが、完成後の後悔を防ぐ第一歩です。

インタビュー質問事項

jibunshi_hyo.jpg自分史インタビューは、質問票へ短く答えて終わるものではありません。担当ライターが大きな時代の流れを確認しながら、人生の転機となった場面を掘り下げていきます。一般的には、次のような順序で進めます。

  • 生まれた土地、両親、きょうだい、幼少期の暮らし
  • 学校生活、恩師、友人、夢中になったこと
  • 就職、仕事、転職、独立、創業、退職
  • 結婚、子育て、家族との出来事
  • 成功したことだけでなく、失敗、病気、別れ、挫折
  • 人生を変えた人物、言葉、決断
  • 現在大切にしている考えと、次世代へ伝えたいこと

質問に対して、年代順に正確に答える必要はありません。話が前後しても、途中で思い出したことを付け加えても大丈夫です。ライターが後から時系列と内容を整理します。上手に話そうとせず、家族や友人と昔話をするようなお気持ちでお話しください。

取材前に、写真、卒業アルバム、日記、手紙、年賀状、賞状、履歴書、会社案内、新聞記事などがあればご用意ください。すべてを最初からそろえる必要はありません。写真を一枚見るだけで、当時の場所、季節、周囲にいた人、そのときの感情まで思い出せる場合があります。

なお、掲載したくない出来事を無理に話す必要はありません。一度話した内容であっても、初稿確認時に削除できます。何を話し、何を本に載せるかを最終的に決めるのは、ご本人です。実名を出しにくい人物や会社については、仮名、表現の調整、時期や場所を特定しにくくする方法などをご提案します。

3時間×2回の取材で、一冊分の素材を集められる理由

自分史のインタビュー取材

当社が推奨する自分史インタビューは、1回3時間を2回、合計6時間です。一般に、人が会話で話す量は1分間におよそ300字とされます。単純計算では、3時間で約5万4,000字、2回で約10万8,000字に相当します。

ただし、この10万8,000字が、そのまま完成原稿になるわけではありません。会話には、重複、言い直し、確認、雑談、前後関係の分かりにくい箇所が含まれます。また、出来事を事実として説明しただけで、そのときの理由や感情がまだ語られていない部分もあります。

ライターは録音を繰り返し確認し、必要な場面を選び、不足している説明を補い、重複をまとめます。そのうえで、読者と目的に合う4万~8万字程度の原稿へ仕上げていきます。6時間の取材は「完成原稿の文字数をその場で話し切る時間」ではなく、一冊を組み立てるための十分な素材を集める時間です。

年齢や体調により3時間の取材が難しい場合は、2時間を3回に分けるなど調整できます。反対に、一つの時代や専門分野を詳しく残したい場合は、追加取材を行うことも可能です。取材回数は固定された正解ではなく、作りたい本の内容とご本人の負担を考えて決めます。

プロ・ライターの質問術

sanmenkyo.jpg「長い人生を、6時間も話せるだろうか」と心配される方がいらっしゃいます。しかし、ライターは「次は何を話してください」と話題を丸投げしません。一つの答えを受け止め、その中にある人物、場所、判断、感情へ質問を重ねます。

たとえば、「20代で会社を辞めました」という事実を聞くだけでは、その人らしい自分史にはなりません。そこで、次のように掘り下げます。

  • なぜ、その時期に辞めようと思ったのですか。
  • 最初に相談した人は誰でしたか。
  • ご家族は、その決断をどう受け止めましたか。
  • 辞表を出した日の光景を覚えていますか。
  • いま振り返ると、その決断は人生にどんな意味を持ちますか。

こうした質問によって、単なる「退職」という一行の経歴が、迷い、反対、覚悟、再出発を含む一つの場面になります。プロの取材では、「何があったか」だけでなく、「なぜそうしたのか」「そのときどう感じたか」「現在どう考えているか」まで伺います。

話の途中で沈黙が生まれても、急いで次の質問へ移りません。写真を見たり、当時の場所や人物を思い浮かべたりする時間を取ることで、長く心の奥にしまわれていた記憶が出てくることがあります。ご本人が忘れていた出来事をご家族が補足し、そこから新しい話題が広がる場合もあります。

自分史の取材では、事前に質問の方向を準備しながらも、回答に応じて順番を変える柔軟さが必要です。一般的な取材準備や質問方法については、インタビュー取材と記事の書き方でも詳しくご紹介しています。

「読ませる自分史」に変えるテクニック

取材音声を文字起こしして、年代順に並べるだけでは、読みやすい自分史にはなりません。話し言葉には、同じ説明の繰り返し、主語の省略、時代の飛躍があり、本人や家族にしか分からない固有名詞も含まれます。ライターと編集者は、取材後に次の作業を行います。

  1. 取材内容の整理――録音と資料を確認し、人物、年代、出来事を整理します。
  2. 中心テーマの発見――人生全体を通して伝わる考え方や価値観を見つけます。
  3. 章立ての作成――読者が迷わない順序に場面を並べます。
  4. 取捨選択――重複を省き、重要な出来事を詳しく描きます。
  5. 文章化――会話、感情、情景を交え、本人らしい語り口へ整えます。
  6. 事実確認と校正――年代、固有名詞、表記、誤字脱字を確認します。

プロのライターによる文章のビフォー・アフター

違いが分かるように、青年期の登山中に道へ迷い、民家を見つけた場面を例にします。

取材内容を整理した文章

山の中に一軒、薄明かりのついた民家があった。訪ねると、ご主人は親切な方で、奥さんと幼い娘さんの3人暮らしとのことで、泊まってよいと言ってくれた。


プロのライターが、短い文・会話・感情を用いて再構成

読者が追体験できる文章

山のなかに、たった一軒だけ民家を見つけた。
見れば、薄明かりがついている。
助かった。
「うちで泊まって行きなさい。ご飯を炊いてあげよう」
ご主人はそう言って、私を家へ招き入れてくださった。聞けば、奥さんと幼い娘さんとの3人暮らしだった。

後者は、短い文、会話、感情を入れることで、読者がその場面を想像しやすくなっています。事実を変えるのではなく、取材で語られた出来事と気持ちを、読者が追体験できる形へ整えるのが自分史代筆です。

初稿は必ずご本人へ提出します。「この言い方は自分らしくない」「ここは削りたい」「この場面をもっと詳しくしたい」というご希望を伺い、修正を重ねます。文章の上手さだけでなく、ご本人が読んで「これは確かに私の人生だ」と思えることが、完成の条件です。

原稿なし・書きかけ・完成原稿――状態別の依頼方法

自分史作成代行は、原稿がまったくない方だけのサービスではありません。現在の原稿の状態に合わせ、必要な工程だけをご依頼いただけます。

原稿がまったくない方

インタビュー取材から始め、読者と目的の整理、構成、章立て、代筆、編集、校正まで一貫して対応します。「本にしたい経験はあるが、まだ1文字も書いていない」という段階でご相談いただけます。

書きかけの原稿がある方

まず原稿を拝見し、残す部分、書き直す部分、不足している部分を整理します。必要に応じて追加取材を行い、文体と構成を統一します。ご自身で書いた文章の良さを生かしながら、途中で止まった原稿を完成へ導きます。

完成原稿がある方

構成の見直し、リライト、編集、校正だけでも対応できます。原稿を読者の立場から確認し、説明不足、重複、長すぎる段落、表記の揺れなどを整えます。印刷・製本まで希望される場合は、表紙・本文デザインや写真配置を含む出版工程へ進めます。

ご家族からの"ご長寿プレゼント"としての意義

genkina_ima.jpg還暦、古希、喜寿、傘寿、米寿、卒寿などの節目に、ご本人ではなく、子どもや配偶者から自分史についてご相談いただくことがあります。「父が元気なうちに話を聞いておきたい」「母の人生を家族へ残したい」という段階でもかまいません。

当社には90歳前後の方への取材経験もあります。長時間の会話が負担になる場合は、途中で休憩を入れたり、1回の時間を短くして日数を分けたりします。耳が聞こえにくい、同じ話を繰り返す、年代が前後するといった場合も、急かさず、ご本人のペースで進めます。

ご家族の同席は、昔の記憶を呼び起こす助けになります。「その話は初めて聞いた」「そのとき家ではこうだった」と会話が広がり、自分史の内容が深くなることもあります。

ただし、ご家族の説明だけで原稿を作るのではなく、できる限りご本人の言葉と意思を中心にします。贈り物として企画する場合でも、ご本人が話したくない内容や、掲載したくない内容を無理に載せることはありません。

写真や資料を整理する作業をご家族に手伝っていただくこともできます。最初から完璧な年表を作る必要はありません。取材そのものが、ご家族で人生を振り返り、これまで聞けなかった話を共有する時間になります。

代行会社を選ぶ7つの確認項目

自分史作成代行は、会社によって取材時間、文字数、担当体制、修正回数、完成する本の仕様が異なります。見積総額だけでは、サービスの違いを正しく比較できません。契約前に、次の7点を確認してください。

  1. 誰が取材し、誰が執筆するか
    取材者と執筆者が異なる場合、表情、間、声の変化などが文章へ伝わりにくくなることがあります。
  2. 完成原稿の文字数
    取材で話す文字量ではなく、納品される完成原稿の文字数を確認します。
  3. 文章見本と制作実績
    自分史の文章を実際に読み、文体や読みやすさを確かめます。
  4. 著者が確認・修正できる回数
    事実関係や言葉のニュアンスを、何回確認できるかを確認します。
  5. 編集者・校正者の有無
    ライター以外の第三者が、構成、誤字脱字、表記、固有名詞を確認するかが重要です。
  6. 秘密保持と個人情報への対応
    家族、会社、病気などの個人情報を扱うため、秘密保持契約へ対応できるかを確認します。
  7. 原稿完成後の選択肢
    原稿のみの納品、家族用の少部数印刷、ISBN、Amazon・書店販売など、目的に合う方法を選べるかを確認します。

「取材○時間」「完成○ページ」という数字だけでは、文章の密度や読みやすさまでは分かりません。契約前に見本書籍を取り寄せ、文章、文字の大きさ、写真、表紙、製本を実際に確かめることをおすすめします。

ライティング株式会社では、担当ライターを中心に、編集者、校正者、デザイナーが連携します。取材実績は125名(2026年7月時点)で、北海道から沖縄まで全国からご相談をいただいてきました。担当者の経歴や会社情報については、ライティング株式会社の会社案内でもご確認いただけます。

出版費用

自分史作成代行の費用は、主に取材回数、完成原稿の文字数、編集・校正の範囲、写真や資料の整理、納期によって決まります。

当社の執筆料金は、標準で100字1,500円(税別)が目安です。たとえば完成原稿が6万字の場合、執筆料金は90万円(税別)が一つの目安になります。実際には取材回数、原稿の状態、専門性、希望納期などを確認したうえでお見積もりします。

原稿の長さは、短い記録なら2万字前後、人生の流れや転機をしっかり読ませる本なら4万~8万字程度が目安です。長ければよいわけではありません。読者、目的、残したい出来事に合わせて必要な分量を決めます。

取材終了から初稿提出までは、通常約3カ月です。その後、ご本人による確認と修正、編集、校正を行います。原稿のみのご依頼なら、内容と修正量に応じて納品時期を決定します。デザイン、印刷、製本まで行う場合は、ご相談から完成本のお届けまで4~6カ月ほどが標準です。記念日や創業周年など完成希望日がある場合は、できるだけ早くお知らせください。

取材、執筆、編集、校正、デザイン、印刷まで一括して行う自費出版は、平均約150万円で、100万~200万円の範囲が中心です。完成原稿をお持ちの場合、少部数印刷、電子書籍などを選ぶ場合は費用を抑えられます。契約前に、含まれる工程、追加料金が発生する条件、費用総額を記した見積書をご提示します。

本のページ数、部数、並製本・上製本、Amazon販売などを含む詳しい出版方法は、自分の人生を本にする自伝・自分史出版ページをご覧ください。

jibunshi_ryoukin.jpg※画像をクリックすると拡大表示します。掲載価格と個別のお見積もりに差がある場合は、最新の見積書を優先します。

実績

自分史は、依頼者の人生、家族、仕事、個人情報を長期間お預かりする仕事です。そのため、文章力だけでなく、安心して話せる人柄、約束を守る姿勢、最後まで担当する責任感が欠かせません。

当社では、打ち合わせ内容を踏まえて担当ライターを決め、取材、構成、執筆を進めます。

その後、編集者が読者の立場から内容と流れを確認し、校正者が誤字脱字、表記、年代、固有名詞を確認します。書籍化する場合は、デザイナーが表紙、本文レイアウト、写真配置を整えます。

一人のライターだけで完結させず、複数の専門スタッフが原稿を見ることが、文章の客観性と正確性を高めます。

ご依頼前には、当社が制作した見本書籍をご確認いただけます。文章の読みやすさだけでなく、写真の見せ方、表紙デザイン、紙質、製本までお確かめください。実際の刊行物の一部をご紹介します。

完成後には、「自分で話した内容なのに、あらためて読むと人生を客観的に見られた」「家族に自分の考えを初めて理解してもらえた」「自分が書くより自分らしい文章になった」といったお声をいただいています。自分史を作る過程は、記録を残すだけでなく、自分の歩みを整理し、その意味を再発見する時間にもなります。

完成までの6つのステップ

原稿がない方も、書きかけの方も、現在の状態に合わせて進めます。ここでは、インタビュー取材から原稿が完成するまでの基本的な流れをご紹介します。

第1ステップ お問い合わせ・無料相談

お問い合わせ

お電話(075-467-8500)またはページ下部のお問い合わせフォームからご連絡ください。原稿の有無、お住まいの地域、本にしたい内容、読んでもらいたい相手、完成希望時期など、分かる範囲でお知らせください。まだ構想がまとまっていなくても問題ありません。

第2ステップ 目的・文字数・見積書の確認

企画と見積もり

誰に何を残す本かを確認し、取材回数、完成文字数、原稿確認回数、納期をご提案します。出版までご希望の場合は、判型、ページ数、部数、製本、販売方法も含めます。工程と費用総額を記した見積書をご確認いただき、ご納得後に契約します。

第3ステップ 資料準備・質問項目の作成

資料準備

写真、アルバム、日記、履歴書、会社案内など、手元にある資料を確認します。担当ライターが本の目的に合わせて質問の方向を考えます。資料が不足していても、取材を始めた後から追加できます。

第4ステップ インタビュー取材

インタビュー取材

標準では1回3時間を2回、合計6時間の取材を行います。ご自宅や会社など、落ち着いて話せる場所へ担当ライターが伺います。ご年齢や体調に合わせ、休憩や日程の分割にも対応します。

第5ステップ 構成・執筆・初稿確認

構成と執筆

取材内容から章立てを作り、担当ライターが執筆します。取材終了から通常約3カ月で初稿をご提出します。ご本人に読んでいただき、事実関係、言葉のニュアンス、追加・削除したい内容をご指示いただきます。

第6ステップ 修正・校正・原稿完成

原稿完成

著者の修正を反映し、編集者・校正者が文章、表記、年代、固有名詞などを確認します。最終確認後、原稿データを納品します。ご希望に応じて、表紙・本文デザイン、印刷製本、ISBN、Amazon・一般書店での販売へ進めます。

お客様にお願いする中心作業は、取材で話すことと、完成原稿を確認することです。文章を書く作業と進行管理は、担当スタッフが行います。

よくある質問

  • 6時間ですべての出来事を同じ深さで聞くのではなく、最初に「誰に読んでもらうか」「何を残したいか」「何のために作るか」を確認し、その目的に必要な時代や出来事を重点的に掘り下げます。たとえば家族へ残す本なら、経歴を網羅することより、家族との出会い、人生の転機、失敗から学んだこと、伝えておきたい考えなどを優先します。取材中に重要なテーマが新たに見つかり、標準の6時間では不足すると判断した場合は、追加取材をご提案します。最初から長時間の取材を前提にするのではなく、一冊の目的に必要な素材量を見ながら決めます。

  • 大丈夫です。自分史の取材では、最初から正確な年表を完成させておく必要はありません。「大学を卒業する少し前だった」「長男が小学生のころだった」という記憶から始め、写真、履歴書、手紙、会社案内、新聞記事などと照らし合わせながら整理できます。年代を断定できない場合は、無理に事実を作らず、「昭和○年ごろ」「その数年後」など、確認できる範囲に表現を調整します。記憶を物語として読みやすくすることと、事実を勝手に作ることは別です。確認できない事柄をライターの判断だけで補うことはありません。

  • ご本人とご家族で記憶が異なることは珍しくありません。その場合、どちらか一方をすぐに「正しい」と決めるのではなく、写真や資料、当時を知る方の話など、確認できる材料があるかを見ます。それでも確定できない場合は、ご本人の自分史であることを基本に、ご本人がどう記憶し、どう受け止めてきたかを尊重します。一方で、家族に関わる重要な事実や、第三者の名誉・プライバシーに関係する部分は、表現を慎重に調整します。家族の補足は、自分史を豊かにする材料として生かしながら、最終的に何を掲載するかはご本人に確認します。

  • 自分史代筆では、読みやすくするために文章を再構成しますが、取材で語られていない出来事や感情を、ライターが勝手に創作することはありません。会話の重複を整理し、出来事の順序を分かりやすくし、その場の情景や気持ちが取材で確認できている場合に、それを読者が追体験しやすい文章へ整えます。初稿は必ずご本人に読んでいただき、「この言い方は自分らしくない」「そこまで強く思っていなかった」といった違和感も修正します。文章としての読みやすさと、ご本人らしさの両方が成立して初めて完成原稿と考えています。

  • 取材で話したことを、すべて本に載せる必要はありません。むしろ自分史では、「話して整理すること」と「読者に公開すること」を分けて考えることが大切です。人生の転機を理解するために取材では詳しく伺っても、原稿では削除したり、人物名を仮名にしたり、時期や場所をぼかしたりできます。家族や勤務先など第三者に関わる内容は、本人の気持ちだけでなく、名誉やプライバシーにも配慮して表現を検討します。初稿を見てから「やはり載せたくない」と判断した部分を削除することもできます。

  • 追加できます。実際、取材後に写真を整理したり、完成した初稿を読んだりしたことをきっかけに、「そういえば、あの人のことを話していなかった」「この出来事の前に重要なことがあった」と思い出す場合があります。短い補足であれば、電話やメールなどで確認して原稿へ反映できます。新しい章が必要になるほど大きな出来事や、背景を詳しく聞く必要がある場合は、追加取材をご相談します。自分史は、一度の取材で記憶を出し切る作業ではなく、取材と原稿確認を往復しながら内容を深めていくものです。

  • 変わります。同じ出来事でも、誰に読んでもらうかによって必要な説明と、残すべき場面が異なるためです。子や孫へ残す本なら、家族との出会い、当時の暮らし、口では伝えにくかった感謝などが重要になります。社員や後継者向けなら、創業時の判断、失敗の理由、仕事で守ってきた価値観などを詳しくします。一般販売を想定する場合は、著者を知らない読者でも理解できる背景説明を加え、その経験から何を学べるのかまで意識します。「誰にでも読んでもらえる本」を最初から目指すより、最も届けたい読者を定めたほうが、結果として内容の芯が明確になります。

  • 最初から大量にそろえる必要はありません。写真数枚、履歴書、会社案内、手紙、賞状、新聞記事など、手元にあるものから始められます。資料には、事実確認のためだけでなく、記憶を呼び起こす役割があります。一枚の写真から、撮影した場所、その場にいた人、季節、当時の会話まで思い出すことがあります。取材中に「この時期の写真があれば確認したい」と必要な資料が見えてくることもあるため、準備だけに時間をかけて取材開始を遅らせる必要はありません。書籍へ掲載する写真は、原稿の内容とページ構成を見ながら後から選べます。

  • ご家族から先にご相談いただくことはできますが、インタビュー取材や原稿制作は、できる限りご本人の理解と意思を確認したうえで進めます。自分史には、家族も知らなかった出来事や、ご本人が公開したくない内容が含まれる可能性があるためです。「本をプレゼントする」という完成形だけを秘密にする方法や、まずご家族が趣旨を説明して取材への協力をお願いする方法など、ご家庭の状況に合わせて進め方を考えます。大切なのは、贈る側の思いだけで内容を決めず、ご本人が安心して人生を話せる環境をつくることです。

  • 担当ライターが取材内容をもとに構成と執筆を行ったあと、必要に応じて編集者が読者の立場から話の流れ、説明不足、重複などを確認し、校正者が誤字脱字、表記、年代、固有名詞などを確認します。書籍化する場合は、さらにデザイナーが表紙、本文レイアウト、写真配置を整えます。自分史は一人の文章力だけで完成度が決まるものではありません。ご本人が内容を確認し、ライター、編集者、校正者など複数の目を通すことで、「本人らしさ」と「読者にとっての読みやすさ」の両方を整えます。

  • 費用に影響しやすいのは、取材回数、完成原稿の文字数、既存原稿の修正量、写真や資料の整理量、修正回数、納期、印刷部数や製本仕様などです。ご相談時には、どこまでを依頼するかを確認し、契約前に工程と費用総額を記した見積書をご提示します。その後、著者側から「章を追加したい」「取材をもう一度行いたい」「当初より大幅に文字数を増やしたい」など、契約時の範囲を超えるご希望が生じた場合は、追加作業の内容と費用をご説明し、ご了承をいただいてから進めます。内容が変わっていないのに、完成直前になって一方的に費用を追加することはありません。

まとめ

自分史を家族へ残す

自分史を作るために必要なのは、最初から整った文章や詳しい年表ではありません。家族へ伝えたいこと、仕事で得た知恵、忘れられない出会いなど、残したい経験が一つでもあれば、そこから始められます。プロのライターがインタビューで記憶をたどり、出来事の背景と当時の感情を掘り下げ、読者に伝わる構成と文章へ整えます。

大切なのは、安さやページ数だけで依頼先を選ばず、誰が取材し、誰が書き、どこまで修正できるのかを確認することです。

自分史作成代行は、本人の代わりに人生を作るサービスではなく、本人の中にある経験と言葉を、一冊の原稿として読者へ届けるサービスです。

原稿がない方、途中で止まっている方、高齢者の親御様についてご家族から相談したい方も、まずは現在の状況をお聞かせください。無理に契約をおすすめせず、必要な文字数、取材回数、期間、費用を一緒に整理します。

(ページ執筆者・高木伸浩)

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